初めてのペルソナ設定方法
ペルソナとは
ペルソナとは、あなたのアプリを使う「理想のお客様像」のこと。マーケティングの世界では、商品やサービスを利用する架空の人物としてよく使われていますので、基礎知識として知っておきましょう。例えば、あなたがカフェアプリを作りたいとします。ターゲットは20代〜30代の女性、と漠然と考えるだけでなく、都内在住の28歳、会社員の田中さんのように、まるで実在する人物のように詳細に設定します。田中さんは毎日忙しく働いており、ランチは会社の近くのカフェで済ませることが多い。週末は趣味のヨガを楽しんでいる。カフェでは、美味しいコーヒーを飲みながら、SNSをチェックするのが日課、といった具体的な人物像を描くのです。ターゲットは年齢や性別などの属性で広い範囲を指しますが、ペルソナはより深く、より鮮明な顧客像を描き出すための手法と言えるでしょう。
ペルソナの重要性
ペルソナを設定することで、アプリを届けたい相手の顔がはっきりと見えてきます。顧客が本当に求めている機能は何なのか、どんなことで困っているのか、具体的に想像できるようになるのです。例えば、さきほどの田中さんは「ランチの時間に並ばずにコーヒーを注文したい」「ヨガの後に立ち寄れるヘルシーなメニューを知りたい」と思っているかもしれません。ペルソナを設定すると、アプリの使用時間帯の把握に役立ちます。田中さんのような忙しい会社員であれば、ランチタイムや通勤時間帯にアプリを利用する可能性が高いでしょう。また、効果的な文章作成にも繋がります。例えば、田中さんのようなユーザーには、丁寧で親しみやすい言葉遣いが響くかもしれません。このように、ターゲットユーザーに合わせた戦略を立てやすくなるのです。アプリ開発においてペルソナを設定することは、開発チーム全体が同じ方向を向き、ユーザーにとって本当に価値のあるアプリを作るための、重要な羅針盤となるでしょう。
作成するには
まずは、あなたのアプリがどんな業界・市場で、どんなターゲット層に、どんな価値を提供できるのかを明確にしましょう。その上で、具体的なペルソナの設定に入ります。難しく考える必要はありません。まずは、テンプレートを使って簡単に始めてみましょう。しかし、独りよがりの設定にならないように注意が必要です。実際にターゲット層に近い人に話を聞いてみるのも良い方法です。アンケート調査やインタビューなどを通して、よりリアルな情報を集めることで、ペルソナの精度を高めることができます。
検証と改善を繰り返す
ペルソナを作成したら、それを元に具体的なアクションプランを立て、アプリを作成していきます。そして、アプリをリリースした後も、ペルソナは終わりではありません。市場やユーザーニーズに合わせて、定期的に見直し、柔軟に修正していくことが大切です。ユーザーが本当に満足してくれるアプリとは何か常に考え、改善を繰り返すことで、ユーザーに選んでもらえるアプリを目指しましょう。ペルソナは、アプリ開発の初期段階だけでなく、その後の成長においても、継続的に活用していくべき重要な要素なのです。
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