アプリ開発に必要なスキル「ビジネスモデル」

アプリ開発には何が必要か

アプリ開発にはこのスキル!

収益を上げるためのビジネスモデル

Pocket

アプリで収益を上げる

無料で誰でも使えるアプリ開発をするならば、必要なスキルのハードルはそれほど高くないかもしれませんが、アプリで収益を上げるには、きちんとしたビジネスモデルを確立しておく必要があります。アプリ開発から収益を得るというところまでを成功させるためには多角的に考える力が求められますが、収益の上げ方にも2つの方法があるので、双方のメリットデメリットを熟知した上で、どちらのタイプにするかを決めましょう。

有料で確実に収益を得る

ダウンロードされるごとに確実に収益を上げたいならば有料アプリがおすすめです。有料アプリには、最初にダウンロードする際に料金が発生する売り切り型のものと、継続課金型のものがあります。有料アプリは、ダウンロードさえしてもらえれば確実に収益が出ることは確かなのですが、最初から有料となるとユーザーの目がさらにシビアなものになることは避けられません。自分自身がアプリをダウンロードする際に何を基準にするかを考えると想像しやすいかもしれませんが、無料なら入れてみようと思えるアプリでも、有料ならいらないと思うことがあるのではないでしょうか。
また、継続課金型は、着実にユーザーを増やすことができれば安定的な収益が見込めるようになりますが、定期的に料金を支払ってでも使いたいと思える品質は当然求められることになるので、開発のハードルも相当高いものになるでしょう。なお、有料アプリの場合、Androidよりもアプリ公開までのハードルが高いiPhoneの方が売りやすい傾向があります。

無料から有料へ導く

無料版から有料版へと切り替えることができるようになっているスマホアプリは多く、無料版で使用感を確かめてから、いいと思ったら有料版をダウンロードできるという選択肢があるので、ユーザーにとっては気軽に試すことができるメリットがあります。また、無料版の方には広告を入れることができるので、もし有料版に導くことができなくても、広告収入という形での収益を上げるチャンスがあるというメリットが開発者の方にもあります。無料版でも十分満足できる内容となっているアプリも多いので、有料版に移行してもらいにくい点がデメリットですが、入り口が無料なので、アプリをダウンロードしてもらうという壁は乗り越えやすいでしょう。

ニーズのあるジャンルを狙う

収益を出せるアプリ開発は、ジャンル選びが肝心です。ゲームは利用者が多いジャンルですが、有料のゲームに求められている品質はかなり高くなります。一方ニーズも多くてダウンロードされやすいのがツール系アプリとも言われています。どんなジャンルのアプリを開発するかによって収益性の高さが異なるので、売れているアプリの傾向分析なども行いながら収益につながるアプリ開発を目指しましょう。

厳選おすすめ記事

  • 開発ツールはAndroid StudioとXcode

    スマホアプリ開発は、パソコンひとつあれば誰でも挑戦できることですが、iPhoneアプリとAndroidアプリで用意すべき環境が異なっており、iPhoneに関しては、Mac専用の「Xcode」という専門のツールをインストールする必要があります。一方Androidの場合は、どのパソコンでも「Android Studio」という専用ツールをインストールすることができます。どちらのツールもアプリ開発がしやすいよう、便利な機能を数多く備えています。

  • 成否を分けるUI/UX

    たくさんあるスマホアプリの中から選んで使い続けてもらえるものを開発するためには、「UI/UX」がとても重要です。見た目のデザイン性やわかりやすさを意味するUIと、使用感を意味するUXの概念を持ってアプリ開発をするかしないかで、出てくる成果は全く違うものになるでしょう。アプリ開発は、つい技術的な面に集中してしまいがちですが、使ってくれる人の立場に立って、どのような設計にしたらいいかよく考えるようにしましょう。

  • 注目が集まるフリーランスという働き方

    時間や場所にとらわれずに働くことができるフリーランスという働き方に大きな注目が集まっています。特に、コンピュータ環境さえしっかりと整っていればどこでも仕事ができるIT技術職は、フリーランスとの相性がいいのが特徴的です。現在、IT業界で多くの技術者を必要としているのがスマホアプリ事業の分野です。生活には欠かせないと言ってもいいほど身近に浸透しているモバイル端末に対応できるアプリは、今後もニーズが減ることはなく、フリーランス向けの案件も見つけやすいでしょう。

New